お知らせ

新型コロナウイルスの影響を踏まえた
事業実施の方針について

お知らせ

新型コロナウイルスにより、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に罹患され治療中の方、不安の中で日々をお過ごしのすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、医療の最前線でご対応されている関係者の皆様、感染拡大の収束や様々な影響に対応されている行政関係の皆様、そして私たちの日々の暮らしを支えるインフラ、流通等様々な分野でご対応されている皆様に心から感謝申し上げます。

現時点での休眠預金等活用事業の現状と今後についてお知らせをいたします。

3月31日お知らせ「休眠預金を活用した助成の開始~休眠預金等活用法に基づく実行団体の選定~」にてご案内の通り、現在2019年度採択の資金分配団体による実行団体(様々な社会の諸課題の解決に向けて取り組む現場の団体等)の選定、および資金の提供がスタートしています。

現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、資金分配団体および実行団体の主たる担い手であるNPO等の各種団体の事業基盤が厳しい環境に置かれています。同時に、休眠預金活用事業が対象とする3つの分野「子ども・若者への支援」「日常生活等を営む上で困難を有する者の支援」「地域活性化等の支援」において、新型コロナウイルスの感染拡大による新たな支援のニーズに直面している団体も多いと存じます。休眠預金等活用の本制度の枠組みの下、2019年度実行団体の事業を通じて、新型コロナウイルスにより様々な影響を受けている方々へ必要な支援が行き届くように取り組んでいく必要があります。

2019年度採択の資金分配団体・実行団体においては、新型コロナウイルスの影響により対象とする事業分野における状況の変化等に積極的かつ柔軟に対応していくため、事業計画の修正なども必要となることが想定されます。これらに対して、資金分配団体の皆様とも日々刻々と変化する現状を双方向で確認を行い、事業実施の障壁となるルールの運用見直し、臨時措置等について速やかに対応してまいります。

2020年度資金分配団体の公募については、緊急事態宣言の解除等、公募開始が適切と判断されるタイミングを見計らいつつ、準備が整い次第HPにて公募要領等を公開する予定です(現段階では5月中旬~下旬を予定)。2020年度資金分配団体の公募申請においても、上記3分野でも新型コロナウイルスによって生じた様々な影響を踏まえた事業内容による申請に適切に対応する必要があると考えています。JANPIAにおいては優先的に解決すべき社会の諸課題や関係者の方々の取組みを十分に把握・理解し、申請事業の審査を行ってまいります。資金分配団体に申請する団体自身も新型コロナウイルスの影響を受けていることを踏まえ、非対面方式での公募説明会の実施をはじめ、より多くの団体にご応募いただけるよう留意した公募を進めてまいります。

JANPIAは休眠預金等活用の事業の着実な実施を通じて、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の状況の下で私たちが社会に対し今できることは何かを考え、私たちの事業実施のパートナーである資金分配団体、実行団体の皆様からの情報を集約し、休眠預金等活用の本事業の現状についても皆様にしっかりとお伝えし、役割を果してまいります。

皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。

一般財団法人日本民間公益活動連携機構
理事長 二宮 雅也

一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)

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