企業連携
JANPIAでは、休眠預金を活用して、社会課題の解決に取り組む団体(NPO等)と企業との連携を促進し、SDGsへの貢献を目指す活動を行っています。
企業連携について
社会課題の解決に取り組む団体にとって、多様なステークホルダーとの連携は、活動の効果を高め、資金面を含む持続可能性を確保し、社会的イノベーションを推進する重要な施策となります。そのため、休眠預金等活用制度では社会課題解決に向けたコレクティブ・インパクトやエコシステムの構築が重視されています。多様なステークホルダーの中でも、特に豊富なリソースを有する企業との連携は、事業の実効性と持続可能性を強化する上で、JANPIAが注力すべき重要なテーマと考えています。
休眠預金活用事業に
参画する団体と
連携するメリット
JANPIAが中立的な立場から団体と企業の連携を促進します。
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休眠預金活用事業に参画する団体は、事業の実行能力、公正性・透明性・ガバナンス・コンプライアンス体制等が求められている。
信頼性の高い団体へのアプローチが可能
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社会課題の専門性を持つ団体やコミュニティとのつながりができる。
全国に広がる休眠預金ネットワークを活用できる
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JANPIAと資金分配団体が、マッチングの機会を提供することで、対等な立場での連携が実現する。
相互にメリットのある関係性構築をサポート
企業連携例
人が関わること
- プロボノ
- ボランティア 等
連携例
- ・団体の中長期計画策定支援
- ・社会的養護下の子どもへの学習支援 等
物質的なこと
- 製品、商品の提供、寄贈
- 施設・設備等の提供、
貸出し 等
連携例
- ・社員によるフードバンク
- ・店舗での食事の無償提供 等
金銭的なこと
- 寄付・社内募金
- チャリティ・協賛 等
連携例
- ・法人寄付
- ・有志社員の募金活動 等
事業リソース、
ネットワーク
- 専門性を活かした研修
- 職業訓練や就労につながる
支援 等
連携例
- ・小学生へのオンライン工場見学
- ・自治体との連携についてのセミナー 等
ご確認ください。
企業とソーシャルセクターの
連携の重要性
SDGs の浸透や ESG 投資の普及により、企業では社会課題の解決に よって長期的な企業価値を向上させるサステナビリティ経営への関心が高まっています。この潮流の中で、社会課題の解決を担うNPO等の民間公益団体が、企業にとって重要なステークホルダーとなりつつあります。NPO 等 との協働は、SDGs の達成にとどまらず、専門性を活かした社会貢献活 動の戦略化、新規事業機会や雇用の創出、社員の成長とエンゲージメント向上、地域社会からの信頼獲得につながると期待され、今後の企業経営の柱となる可能性を秘めています。
一方、NPO 等にとっても企業の持つ多様なリソースは、活動 の活性化や規模拡大、持続性の向上につながるものであり、ミッ ション実現のために共に課題解決を進めていく重要なパートナーとして企業の存在感が高まっています。