JANPIAのお知らせ

【現場レポート】休眠預金活用事業の現場から②
こども食堂支援から広がる、地域ネットワークのつくり方
― 活動支援団体の取り組み ―

お知らせ

一般財団法人日本民間公益活動連携機構(所在地:東京都千代田区、理事長:二宮 雅也、英文名:Japan Network for Public Interest Activities、略称:JANPIA)は、行政だけでは対応が難しい社会課題の解決を支える休眠預金等活用制度のもと、現場の取り組みを紹介するシリーズ「現場レポート」を発信しています。

第2弾では、こども食堂の支援を通じて地域ネットワークの形成に取り組む、特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)の活動を紹介します。
むすびえは、2020年度の緊急支援枠での採択以降、資金分配団体としてさまざまな実行団体への助成を行ってきました。さらに、2023年度には活動支援団体としても採択されるなど、幅広い支援を展開しています。本リリースでは、むすびえの活動支援団体としての取り組みについて紹介します。 

■本リリースのポイント
・こども食堂を通じて、地域のつながりを広げるネットワーク形成の取り組み
・市区町村域での地域ネットワーク団体の立ち上げ・基盤強化を支援
・「共通プログラム」「個別伴走支援」「学びあいプラットフォーム」による支援

■背景
子どもが一人でも行くことができ、無料、もしくは低価格で食事をとりながら地域ともつながれる場「こども食堂」は、現在全国で12,602カ所※にのぼります。
こども食堂は、食事提供にとどまらず、孤食の解消や地域交流、高齢者の生きがいづくりなど、子どもの貧困対策にとどまらない多様な社会課題に対応する場として広がりを見せています。
こうした活動を持続的に広げていくためには、地域におけるネットワークの形成や、団体の基盤強化が重要となります。
※むすびえ「こども食堂全国箇所数調査2025結果のポイント【確定値】」

■現場の取り組み
むすびえは、“こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる”ことをビジョンに掲げ、全国各地で地域ネットワーク団体の支援を行っています。
本事業では、市区町村域の地域ネットワーク団体に対し、立ち上げ初期フェーズから支援を行い、役割や機能の強化を図っています。具体的には、支援対象団体に対し、「共通プログラム」「個別伴走支援」「まなびあいプラットフォーム」の3つのアプローチで支援を実施しています。
個別伴走支援では、「伴走の質が個人のスキルに依存し、属人化してしまう」という課題があったため、2人1組のチーム制で各団体に寄り添い、団体の状況に応じた支援を行うことで、合意形成を図りながら事業を推進しています。また、オンライン上の「まなびあいプラットフォーム」では、実践者同士がつながり、学び合いを通じて具体的な知見を共有できる環境を整備しています。

■活動支援団体とは
休眠預金活用事業では、制度の目的を達成するため、資金分配団体、実行団体、活動支援団体、支援対象団体など、多様な主体がそれぞれの役割を担い、連携しながら事業を推進しています。
活動支援団体は、民間公益活動の担い手、または将来的に担い手を目指す団体(支援対象団体)に対し、事業実施や組織運営に係る課題の解決を目的とした支援を行う団体です。専門的な知見を活かし、支援対象団体の課題に応じた「活動支援プログラム」を企画・設計し、伴走型を中心とした非資金的支援を提供します。
これにより、民間公益活動の自立した担い手の育成および団体の運営体制の強化を図る役割を担います。

■地域に広がる支え合いのネットワーク
本取り組みでは、地域ネットワーク団体が自律的に活動を展開できる基盤づくりを進めるとともに、人や資源をつなぎながら活動が継続的に広がっていく状態の実現を目指しています。
対話を通じて関係性を築き、地域の多様な主体が役割を担いながら協働することで、地域における支え合いのネットワークが広がりつつあります。

■詳細はこちら(休眠預金活用プラットフォーム)
本取り組みの詳細は、下記よりご覧いただけます。
https://www.kyuplat.com/?post_type=media-channel&p=16935

■団体概要
・団体名:特定非営利活動法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
・事業名:こども食堂ネットワーク団体基盤強化への伴走支援プログラムと持続的な「学びあいプラットフォーム」構築支援事業
・採択事業年度:2023年度
・事業区分:活動支援団体

■休眠預金等活用制度について
2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間活動の促進のために活用する制度です。
2016年12月に休眠預金等活用法が議員立法で成立し、2019年度から助成事業が開始。
2023年6月に同法が改正されたことにより、2024年より活動支援団体や出資事業など新たな支援制度が開始しました。
・休眠預金等活用制度 https://www.kyuplat.com/kyumin/details/

■一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)について
2018年7月に経団連が主導して設立されました。
経済界をはじめ、民間公益セクター、労働界、アカデミアなどオールジャパンで休眠預金等活用制度を支え、発展させ、SDGsの理念である「だれひとり取り残さない持続可能な社会作り」に貢献することを目指しています。
・JANPIA概要 https://www.janpia.or.jp/about/outline.html
・団体の活動を伝える「休眠預金活用プラットフォーム・メディアチャネル」
 https://www.kyuplat.com/media-channel/

                                                 以上

                              〈本件に関する報道関係からのお問い合わせ先〉
                            一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
                                              企画広報部
                                          TEL:03-5511-2026
Mail:press@janpia.or.jp
                                     

 

 

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